50代女性の医療事務再就職は未経験でも可能か採用担当が語る本音

50代女性の医療事務再就職は未経験でも可能か採用担当が語る本音 採用されやすい仕事・業界情報

私は採用担当を10年してきましたが、もし自分が50代でスキルも資格もなく再就職を考えたら「本当にできるのかな」と不安になります。そんな私が注目したのが「医療事務」です。

今回は業界研究のつもりで、未経験の50代女性が医療事務に挑戦できるのか、求人件数や仕事内容、資格、そして採用担当としての本音までまとめました。

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医療事務の仕事内容は難しいのか

医療事務の仕事は、患者さんの受付、会計処理、カルテ管理、電話対応、そして診療報酬請求(レセプト作成)などです。医療用語や制度に触れるため最初は戸惑うかもしれませんが、実際には未経験で始める方が大半です。多くの職場ではマニュアルや研修制度があり、徐々に慣れていける仕組みが整っています。


未経験でも採用される可能性はあるのか

「資格や経験がないと無理」と思われがちですが、実際には未経験歓迎の求人が豊富にあります。

  • 全国で「50代活躍中」の医療事務求人は 約53万件以上(ジョブメドレー調べ)
  • 未経験可の医療事務求人は 5,742件
  • 「50代歓迎」の医療事務求人は 正社員2,691件、パート2,289件、派遣2,364件(シニアジョブ調べ)

数字からも、経験や資格より「人柄」「長期勤務の意欲」が重視されているのが分かります。


給与や働き方の現実

正社員の場合は月給20万円前後、年収で350万円前後が目安です。パート勤務なら時給1,200円前後が多く、週3日勤務でも月収7万円から10万円程度が見込めます。
フルタイムに自信がなくても、短時間勤務や扶養内で働ける柔軟さが医療事務の魅力です。


資格は必要なのか

医療事務は資格がなくても働けますが、資格があると採用担当者からの評価は上がります。おすすめは以下の資格です。

  • 医療事務検定試験(合格率60〜70%、学習期間3〜6ヶ月)
  • 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク、合格率約60%)

資格を持っていると履歴書に書け、自信にもつながります。未経験者が最初の一歩を踏み出すのに役立つはずです。

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求人の探し方とステップ

求人はIndeedやジョブメドレー、ハローワークなどで「50代歓迎」「未経験可」と検索すると多数見つかります。

  • 東京都だけでも「50代未経験歓迎」の医療事務求人は 14,000件以上(求人ボックス調べ)
  • 大阪府でも「50代女性 医療事務」の求人が 1,400件以上(Indeed調べ)

まずはパートや派遣で経験を積み、その後正社員を目指す流れが現実的です。


採用担当の本音

ここで、採用担当を長年してきた私の本音をお話しします。

確かに、20代経験者と50代未経験者が同時に応募してきたら、若い方が有利になることもあります。事務職は人気なので、採用側も悩むのは正直なところです。

しかし現実には「20代経験者」が応募してくるケースは少なく、医療事務は慢性的な人手不足です。さらに、実際にクリニックに行くと受付で働いているスタッフの多くが40代・50代女性ではないでしょうか。これは偶然ではありません。

  • 定着率が高く、長く働いてくれる
  • 患者さんから安心感を持たれる
  • 子育てが一段落して勤務時間に融通がきく

こうした理由から、医療事務という現場は自然と40〜50代女性が中心になっているのです。だからこそ、未経験でも「誠実に働ける人材」と見なされれば、十分に採用の可能性があるというのが現場の本音です。


将来性と安心感

医療事務は高齢化社会で需要が拡大し続けています。経験を積めば主任や管理職への道も開け、全国どこでも通用するスキルなので引っ越ししても続けやすい仕事です。年齢に関わらず安心して長く働ける選択肢といえます。


まとめ

50代女性の医療事務再就職は、未経験でも十分に挑戦可能です。求人件数は全国で数万件規模にのぼり、未経験歓迎の案件も豊富。資格を取得して自信をつけ、パートから経験を積めば正社員や長期的なキャリアも見えてきます。

採用担当の本音としても「50代未経験でも誠実に長く働いてくれる人は歓迎」。実際に現場で活躍しているのも40〜50代女性が中心です。だからこそ、人生経験や安定感を強みにできる医療事務は、50代からの再就職におすすめできる現実的な選択肢です。

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